おいしい代替肉の普及を目指す 持続可能な食の未来構想

人類が未来も存続し続けるためには、食の持続可能性は極めて重要だ。ネクストミーツは、地球温暖化というグローバルな課題解決に向け創業したスタートアップ。植物由来の材料で作ったおいしい代替肉を普及させ、環境負荷の低い食卓の実現を目指す。

佐々木 英之(ネクストミーツ代表取締役)

未来社会を考える上で「食」について考えることは欠かせない。豊かだがロスが多く、環境負荷が高い先進国の食生活を子々孫々まで続けることはできるのか。もし可能だとしても、果たしてそれは正しいことなのか。2020年6月に法人化したネクストミーツは、大豆やエンドウなど植物原料からつくる(プラントベース)代替肉メーカーのスタートアップだ。同社CEOの佐々木英之氏に、食の未来について話を聞いた。

社会的意義を念頭に起業

同社の理念は「地球を終わらせない。」で、環境問題の解決や地球の持続可能性に注目して事業を開始した企業だ。人類の活動の中で、畜産は環境負荷が高いものの1つ。国連の試算では、全温室効果ガス排出の14.5%を家畜が出している。とはいえ、日々の食事やご馳走としての肉に対する需要は、新興国の経済発展に伴い増え続けている。農林水産省の試算では、このままいくと2050年には世界の畜産物の需要量は2010年の1.8倍、約14億トンとなるという。これに伴い畜産飼料の需要が増え、大豆やトウモロコシなどの増産が求められるようになり、それが不可能な場合には穀物価格を押し上げる要因ともなりうる。さらに、効率性を追求した工業型畜産は、動物愛護の観点からも批判が多い。

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