九州産交グループ 交通事業を基盤にグループシナジーを創出
バス事業を核に観光、飲食・物販、不動産、自動車整備、フェリーなど、熊本県内で多彩な事業を展開する九州産交グループ。コロナ禍により経営は大きなダメージを受けたが、グループ全体で事業・組織変革に取り組み、グループシナジーの創出を目指す方向に舵を切ったことで、その成果が出始めている。

岩間 雄二(九州産業交通ホールディングス株式会社
代表取締役社長)
交通事業を核に、80年以上
熊本に密着して発展
「熊本の産業振興会社になる」という理念のもと1942年に運送業を祖業として創業し、以来80年以上にわたって熊本に密着して発展を続けてきた九州産交グループ。現在は熊本県内をカバーするバス事業を筆頭に、観光、飲食・物販、不動産、自動車整備、フェリーなど、計11社で多様な事業を展開している。
「創業より大きな事業のターニングポイントはいくつかありましたが、近年ではコロナ禍がやはり大きなターニングポイントでした。コロナ禍が始まって人流が止まることによってこんなに影響を受けるとは誰も思わなかった。我々の事業体では、人が動かなかったら本当に事業も止まるのだということを再認識しました」と、グループを統括する九州産業交通ホールディングスの岩間雄二社長は語る。
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