セイラーズフォーザシー 水産資源の持続可能な消費を目指して
一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局は、日本の豊かな水産資源を持続可能なかたちで 享受するための様々な活動を行っている。理事長の井植美奈子氏に、活動に至った経緯と、NGOが組織として持つべきダイナミズムについて聞いた。
聞き手:小宮信彦 事業構想大学院大学 特任教授/電通 シニアイノベーションディレクター
右からセイラーズフォーザシー創設者・ディビッド・ロックフェラーJr.氏、
OCEANA理事・スーザン・ロックフェラー氏、井植氏
小宮 セイラーズフォーザシー日本支局はどのような活動をしているのでしょうか。
井植 海洋環境保護をめざすNGOとして、主に政府への政策提言、一般の方への啓蒙を行っています。テーマの一つが「食と海洋」です。日本近海における水産資源の半分は枯渇しているというデータがあり、漁獲を休ませれば資源が回復することもわかっています。持続可能な水産物の流通を実現し、消費者がいつまでもおいしくシーフードを食べられるよう活動に取り組んでいます。
小宮 海洋環境保全活動に取り組むことになった経緯は。
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