ヤンキーや引きこもる若者をエンジニアに 稼げる人材を増やせ

デジタル化を進める中で欠かせないIT人材だが、慢性的に不足が叫ばれている。ITものづくり企業のフリースタイルは、社会に馴染めず就職が難しい若者にIT教育を実施。様々な障害を持つ人たちもIT人材として働ける未来を目指し、取り組みを進めている。

青野 豪淑(フリースタイル 代表取締役社長)

未来を考える上で欠かせないのがデジタル化、それを支えるのは情報処理・通信技術者(ITエンジニア)だ。特に優秀なITエンジニアは引く手あまたで、採用が難しいとされている。名古屋市のITものづくり企業フリースタイルは、世間から「ヤンキー」や「引きこもり」と呼ばれるような若者を雇用し、未経験からプログラマーやエンジニアへと育成している企業として注目されている。

同社は、学歴がないなどの社会的なハンデを持つ若者を雇用し、様々なITサービスを提供することを目指して2006年に設立された。代表取締役社長の青野豪淑氏は、「設立当初はITの専門家もいませんでしたが、15年経ってみると良い技術者を抱える企業に成長していました。今では、フリースタイルの技術力は高いといわれます」とこれまでを振り返る。

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