二次流通のパイオニア 未来へつながるサーキュラーエコノミーの形とは

中古⾞などのBtoBオンラインオークションをはじめとする循環型流通サービスを提供するオークネットは「マーケットデザインで価値をつなげる。」をミッションに掲げ、さまざまな領域の二次流通市場の構築に取り組む。近年では使用済みEVバッテリーの再活用など新領域にも挑戦し、さらなる成長を目指している。

藤崎 慎一郎(オークネット 代表取締役社長CEO)

世界初、通信による中古車
TVオークションを1985年に開始

オークネットの起源は創業者の藤崎眞孝氏が25歳のころに遡る。不要になった愛車を新聞の三行広告(個人が出せる簡易広告)に載せたところ、問い合わせが殺到。世の中のニーズを実感し、中古車販売事業を開始した。

中古車販売事業が順調に拡大するにつれ仕入れ業務における負担が重くなった。そのような背景の中、事務所にいながら中古車を仕入れる現在のネットオークションのアイデアを着想、オークネットを設立し、1985年にレーザーディスクと電話回線を使った世界初の中古車TVオークションを開始。その後もオークションプラットフォームを活用した多様な事業展開を経て業容を拡大、さまざまな業界の二次流通を効率化させ、成長してきた。

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