COP28がドバイで開催 野心的な2035年目標の設定を求める

産油国で開催され、化石燃料の廃止を巡り議論が紛糾した2023年のCOP28。これまでの取組の進捗が確認され、気候変動をこれ以上進めないために、より一層の温暖化ガス排出削減を進めることが合意された。2024年は、これまでの2030年目標の次、2035年目標を議論する重要な年になる。

COP28は会期を1日伸ばして12月13日に合意文書を採択し閉幕した

人類が、記録が残っている中で最も暑い夏を経験した2023年。国連環境計画が11月20日に発表した報告書では、パリ協定のもとでの各国の削減目標を達成できたとしても、世界の平均気温は2.5~2.9度上昇するという厳しい予測が出ている。そんな中、2023年11月30日から12月12日まで、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでCOP28が開催された。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り88%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。