COP28がドバイで開催 野心的な2035年目標の設定を求める
産油国で開催され、化石燃料の廃止を巡り議論が紛糾した2023年のCOP28。これまでの取組の進捗が確認され、気候変動をこれ以上進めないために、より一層の温暖化ガス排出削減を進めることが合意された。2024年は、これまでの2030年目標の次、2035年目標を議論する重要な年になる。
人類が、記録が残っている中で最も暑い夏を経験した2023年。国連環境計画が11月20日に発表した報告書では、パリ協定のもとでの各国の削減目標を達成できたとしても、世界の平均気温は2.5~2.9度上昇するという厳しい予測が出ている。そんな中、2023年11月30日から12月12日まで、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでCOP28が開催された。
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