日本の水産業の未来を変える 三陸発 フィッシャーマン達の挑戦
東日本大震災からのインフラ復旧後、東北の水産業が直面したのは深刻な人材不足だった。ここから、水産業の未来を変えるべく「フィッシャーマン・ジャパン」に結集した若者たち。日本の豊かな海と元気な水産業を取り戻す挑戦について、代表の津田祐樹氏に聞いた。
聞き手:小宮信彦 事業構想大学院大学 特任教授/電通 シニアイノベーションディレクター

フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング 代表取締役社長 津田祐樹氏(左端)とフィッシャーマン達
「復興」を超えて水産業を元気に
小宮 宮城県石巻市で水産物の仲卸業を営んでいた津田さんが、フィッシャーマン・ジャパンを設立した経緯を教えてください。
津田 2011年の東日本大震災で、石巻は大きな被害を受けました。震災後、およそ2年でインフラはほぼ復旧しましたが、事業を再開しようとした時、「人がいない」という問題に直面しました。亡くなった方、地元を離れた方、ニーズの大きい復興工事に従事することを決めた方などがいたためです。
水産業はもともと人手不足だったところに、震災が拍車をかけ、一気に深刻化し、個人個社で求人をかけても全く人材が集まらない状況でした。そこで、地域全体で人を呼び込もうと考え、2014年に地元の漁師たちと一緒に「一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン」を立ち上げました。
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