編集部総論 2024年を制度改革、イベントから予測

2024年もイベントが目白押しだ。世界各地でトップを選ぶ選挙が予定されており、国内では診療報酬・介護報酬・福祉のトリプル改定、また夏にはパリオリンピック・パラリンピックが控えている。どのような新しい施策やビジネスや生まれてくるのか、楽しみな年でもある。

 

2024年は、既にわかっている予定だけを見ても大きな変化のある年となりそうだ。一方で、変わらない問題として、日本が抱える少子・高齢化がある。世界の人口予測で15歳未満の人数はこれから30年ほどは約20億人で推移していく予想なのに対し、日本では減少が続き、2050年の時点で1070万人ほどになるという予想がなされている(グラフ1)。これに伴う人口減少という課題と折り合いをつけ、過去とは異なる意味で活力のある社会をつくる方法が模索されている。

グラフ1 世界と日本の15歳未満の人数

出典:総務省世界の統計

 

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り94%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。