サグリ 衛星データ×AIで、世界の農業課題を解決する

2018年創業のサグリが開発したサービスが、全国の自治体に広まりつつある。衛星データとAIを掛け合わせたアプリで、人力で行われていた耕作放棄地の調査や、作付け調査の大幅な省力化を実現したのだ。同社はこの技術を応用した、生育状況や土壌解析も把握できるサービスでグローバル展開を狙う。

坪井 俊輔(サグリ株式会社 代表取締役CEO)

宇宙から農業へ事業領域をシフト

兵庫県丹波市発のスタートアップ企業・サグリが、テクノロジーの力で農業のグローバルマーケットに挑んでいる。2018年に同社を立ち上げた代表の坪井俊輔氏は、大学在学中の2016年、小学生向けの宇宙教室を開催する民間初の企業「うちゅう」を創業した。坪井氏はうちゅうの100%株主で、現在も事業を継続しているが、本人が注力しているのはサグリだ。宇宙教室から、なぜ農業にシフトしたのか。「農業については全く知識がなかった」という坪井氏は、その経緯をこう振り返る。

「海外で宇宙教育の事業をしていた時に、夢を持ちつつも、夢を諦めて農家を継ぐ子どもたちに出会いました。どの子どもも純粋な部分を持っていて、そこをもっと大きくすることができたら、世の中の課題を解決してくれるかもしれない。そういう可能性を持った子たちが就農せざるを得ない状況をなくしたいと思ったのが、農業に興味を持ったきっかけです」

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