河村電器産業 新規事業開発でエネルギーの未来を変える
瀬戸市を基盤に、配電業界のパイオニアとして発展してきた河村電器産業。2024年には7つめの国内工場として郡山工場が稼働。同工場にはEV充電器や蓄電池などの研究開発を行うラボが併設しており、今後エネルギー関連の新規事業開発拠点となる。会長の河村幸俊氏に現在の事業構想を聞いた。

河村 幸俊(河村電器産業株式会社 代表取締役会長)
創業100周年を機に
新たなミッションを策定
1919年に愛知県瀬戸市で創業以降、配電業界のパイオニアとして発展し、分電盤・高圧受電設備(キュービクル)などで国内トップクラスのシェアを誇る河村電器産業。同社は2019年の創業100周年に際し、新たなミッション「アクティブ・ディフェンス 新しい世界には、新しいあんしんを。」を制定した。
「当社は私の祖父が創業しました。創業者や2代目社長の想いは当然文字にして表してきましたが、時代的に今の人たちに合わない表現が多くなってきていました。そこで100周年を機に、歴代の経営者がどのような思いで企業経営をしてきたかをもう一度整理し、ワンフレーズで言い表そうということになりました。アクティブ・ディフェンスは、『リスクを回避するための積極的なディフェンス』という意味です」と同社会長の河村幸俊氏は語る。
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