名古屋鉄道 名古屋駅地区再開発計画で名古屋の魅力向上に貢献
交通事業を核に、まちづくりや物流、生活サービスなど多様な事業を地域に根差して展開してきた名鉄グループ。今後のグループ成長の起爆剤となると期待される「名古屋駅地区再開発計画」が進みだした今、どのような事業構想を描いているのか。名古屋鉄道代表取締役社長の髙﨑裕樹氏に話を聞いた。

髙﨑 裕樹(名古屋鉄道株式会社 代表取締役社長)
経営ビジョン刷新とともに
組織風土の改革に着手
名鉄グループは名古屋鉄道を中核に、沿線・地域に密着しながら130年を超えて事業を拡大させてきた。2024年3月には約20年ぶりに名鉄グループ経営ビジョンを刷新。新たに「私たちは、信頼の源泉となる『安全』を基盤として、『驚き』から『感動』、そして『憧れ』につながる名鉄グループならではの価値を提供し続けます」というビジョンを定めた。また、2024年8月にこの経営ビジョンのスローガンとして「名鉄×WAO!(メイテツワオ)」を策定した。
「以前の経営ビジョンは2005年に策定したもので、かなり年月が経ち、かつ我々はコロナ禍の影響を受けて事業環境が大きく変わっていました。社会の変容と、名古屋駅地区再開発計画という大きなプロジェクトを構想から計画に移す時期に差し掛かっていたので、ここで新しいビジョンを作ることになりました」と髙﨑裕樹社長は語る。
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