リソル 各ホテルの「物語」を作り出し、さらなる市場を開拓

ホテルリソルやホテルリソルトリニティなど、全国で21施設を展開するリソル株式会社。2024年2月、チェーンホテルであってもそれぞれが個性ある趣を持つ「物語のあるホテル」をコンセプトに、既存ブランド「リソル ホテル&リゾート」をリブランディングし、「リソルホテルズ」としている。

岡 宏昌(リソル株式会社 ホテル事業部 ホテル運営課 課長
兼 企画課 課長)

ロビーや部屋の仕様にこだわり
ホテルそれぞれの個性を発信

リソル株式会社を含むリソルホールディングスはミサワリゾート株式会社として、ホテルやゴルフ場の運営を本格化させた1988年頃を実質的な創業期としている。2005年、リゾートソリューション株式会社に商号変更。この「リゾートソリューション」が「リソル」の名の由来だ。2016年にリソルホールディングスを設立して以降はコーポレートスローガン「あなたのオフを、もっとスマイルに。」のもと、グループ各社が様々な事業に取り組む。

その中の1つが、ホテルやゴルフ場運営を手掛けるリソル株式会社で、2024年2月にツーリストホテル「リソルホテルズ」の新ブランドサイトをオープンした。そのコンセプトである「物語のあるホテル」について話すのは、リソル株式会社ホテル事業部ホテル運営課課長 兼 ホテル企画課課長の岡宏昌氏だ。

「日本各地にそれぞれの個性があるように、リソルホテルが展開する各ホテルも、外観や内装、客室の仕様まで、一つひとつ違います。例えば万博が開催されている大阪のホテルリソルトリニティ大阪のこだわりのひとつがロビーの装飾。江戸の八百八町に対し、大阪は八百八橋と言われるほど橋が多い土地柄なので、難波橋をモチーフにしたオブジェを飾っています」

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