水素米で農業の未来を変える SUISO JAPANが水素溶解装置「Suilive SA-1」を実証開始

(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2025年7月14日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

株式会社SUISO JAPAN(大阪府高槻市)は7月7日、日本初となる農業用水素溶解装置「Suilive SA-1」の実証運用を福岡県上毛町で開始。27年間にわたり地域農業を支えてきた農業従事者の橋本清治氏の協力で、次世代型の"水素農業"によるブランド米『水素米』の実現に向けた、革新的な挑戦が始まった。

力農家の橋本さんと「Suilive SA-1」協力農家の橋本さんと「Suilive SA-1」
力農家の橋本さんと「Suilive SA-1」協力農家の橋本さんと「Suilive SA-1」

水素はこれまで、エネルギー、医療、美容、健康などの分野で幅広く注目されてきたが、その可能性が農業分野にも広がっている。

SUISO JAPANの稲石陽代表は「水素には農業を変える力がある」と確信し、現場の声に耳を傾けながら開発を進め、日本初の農業用水素溶解装置「Suilive SA-1」を完成。この装置を使い、従来の栽培方法に水素の力を組み合わせることで、米の発芽や成長の促進、病害への耐性強化、さらには土壌そのものの再生にもつながると期待されている。

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