フクビ化学工業 環境共生型商品を開発し、事業の新たな柱へ

高性能断熱材など高い技術力から生み出される建築資材の商品が主力であるフクビ化学工業。70年以上にわたり経営を続けるなかで、時代や環境の大きな変化に伴い、新たな領域への挑戦と展開も行っている。同社代表取締役社長執行役員COOの森克則氏に事業戦略や今後の展開について聞いた。

森 克則(フクビ化学工業株式会社 代表取締役社長執行役員COO)

高い技術力×現場のニーズで
生み出すソリューション

1953年創業のフクビ化学工業は、建築資材の製造・販売を行う化学工業メーカーだ。製造拠点は県内にあり、住宅の浴室や脱衣室などに使用する乾式断熱パネルでは国内シェア1位を誇る。

同社の基盤は高い技術力によって支えられている。最も得意とする「異形押出成形技術」は、加熱溶融した樹脂を加圧し金型を通して様々な形状で押し出すことにより、連続的に同じ形状の製品をつくりだすことを可能にする。数々の卓越した技術を活かし、建築資材の領域を中心に事業を伸ばしてきた。

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