西山グループ 時代のニーズを先取りし、ピンチをチャンスに転換

1917年の西山合名会社の創業以降、100年以上にわたって高知・徳島・愛媛を基盤に発展し、現在は30社1公益財団法人で多彩な事業を展開している西山グループ。その事業発展の経緯や近年の新規事業開発について、グループを統括する株式会社西山合名代表取締役社長の西山彰一氏に話を聞いた。

西山 彰一(株式会社西山合名 代表取締役社長、
高知商工会議所 会頭)

1917年(大正6年)に西山亀七、横田亀太郎の両名が高知県で設立した西山合名会社に始まる西山グループ。米穀卸を祖業とし、時流に乗って順調に事業を拡大。2年後には社員数100名超、米雑穀から肥料、飼料、砂糖、麺類、食油、石油までを扱う高知を代表する総合商社へ成長した。その後、同社は時代の変化を一早く捉えながら、化学工業や自動車、農業、観光、不動産、金融などの幅広い産業分野に参入して多角化を進め、現在の企業グループを形成していった。

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