急拡大するリユースアパレルショップ 中古衣料を循環させるインフラに

衣料品廃棄の削減が国の目標に掲げられる中、リユースアパレル市場が急成長している。ゲオホールディングス傘下のセカンドストリートは国内1000店舗体制を目指し、下北沢など感度の高い街へコンセプトショップも展開。店舗網の拡大で仕入れと販売の基盤を固め、循環型社会に貢献する。

 

中古衣料の専門店、「リユースアパレルショップ」や「古着屋」が今、注目を集めている。「2030年度に、家庭から廃棄される衣料品を2020年度比で25%削減する」という国が打ち出した目標の達成のため、「使えるものは譲る」というリユースの拡大が求められているのだ。

ここ最近、急速に店舗数を増やしている大規模古着店は、衣類のリユースの一般化に大きく貢献してきた。1990年代の古着ブームで「先端ファッションとしての古着」が一部の若者の間に定着したものの、他人が着た服をリユースすることに抵抗がある人が多数を占めていた。さらに、そもそも古着を扱う店舗が身近にないという地域も多かった。

このような状況を変えたのが、同じく1990年代に誕生した大規模な総合リサイクルショップ。多くが大型の古書店を母体としており、広くて明るい店内に大量の物品を展示販売するスタイルを始めた。このようなリサイクルショップが全国に展開した結果、手ごろで品質の良い古着を近隣の店舗で購入することが容易になったのだ。

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