課題が山積する林業を持続可能な産業へ 林業にチャンスを見出し、改革へ

創業から60年以上にわたり林業を生業としてきたあしだは、次世代の経営を担う3代目が新たな構造をつくりだし、業界全体の活性化や持続可能の実現へ向けた挑戦を行っている。森林保全と絡めた新たな決済システムなどの開発を手掛ける芦田拓弘氏に、林業の現在と未来について聞いた。

芦田 拓弘 あしだ 取締役、
Eco Forest Friendly 代表取締役

課題を多数抱える
国内における林業の現状

京都府南丹市を拠点に森林の整備や管理、植林、原木丸太の生産を行うあしだは、芦田木材として1963年に創業した。同社は長年にわたり、間伐や雑草木の除去などを行う森林保全に注力してきた。木材の品質向上や山地保全、そして健全な森林の状態を保つためには欠かせない業務であり、国土の約67%と多くの割合を森林が占める日本において重要度は高い。

その森林保全に「変化が起きている」と指摘するのは、同社の次世代経営を担う3代目として2022年に入社した取締役の芦田拓弘氏だ。

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