細胞性食品用培地のコスト削減 植物由来成分ヒノキチオール活用の新技術を味の素が開発

(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2026年4月17日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

味の素は、細胞性食品向け細胞の培養プロセスにおいて、従来必要とされていた高価な血清成分を使わず、植物由来の成分「ヒノキチオール」を活用した成分をベースとする新技術を開発した。同技術を細胞性食品メーカーなどに提供することで、細胞性食品の生産に不可欠な培地コストの大幅な削減につながる。

細胞性食品は、地球環境への負荷を減らし、食料問題の解決に貢献する次世代のタンパク源として世界的に注目されており、その市場は2032年には数兆円規模に達すると予測されている。(出典:Stratistics Market Research Consultingレポート、2025年9月)。

一方で、細胞性食品の製造に必要な培地コストが普及に向けた大きな課題となっている。特に血清成分に含まれる細胞増殖を支持する因子であるトランスフェリンは製造が難しく、培地のコストを押し上げる大きな要因に。同社はこの課題に着目し、低分子天然成分のヒノキチオールを用いることで、トランスフェリンの代替に成功した。

続きは無料会員登録後、ログインしてご覧いただけます。

  • 記事本文残り70%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。