ファッションを楽しめる社会を持続可能に 循環型システムを確立せよ
気候変動の影響が深刻化する中、アパレル産業と消費者を巻き込んだ循環型エコシステムの確立が求められている。また国内では、輸入への依存の中で縮小を続ける産業をいかに継続・発展させるかという問題もある。ファッションを楽しみつつ環境負荷を減らす在り方への転換に挑む最前線を紹介する。
国内の繊維産業の市場規模と出荷額はバブル期にピークを迎え、以降は減少傾向が続いてきた。同時に、海外からの衣料品の輸入が増え、供給される服は数量ベースでは増加した(図1)。この結果、1点当たりの単価は下落している。産業規模の縮小に直面した繊維メーカーは技術力を生かして高機能繊維や医療分野に活路を見出し多様な産業分野に進出、今やそちらが主なビジネスになっているケースも多い。
図1 国内アパレル供給量と市場規模
国内アパレル市場は1991年にピークを迎えた後、縮小した。2020年以降は8兆円台半ばで推移している。 一方、供給量は1991年より増えている
出典:環境省「ファッションと環境の現状」
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