鶏卵生産者支援と日本の食文化「たまごかけごはん」を世界へ発信

熱々のご飯の上につやつやとした新鮮な生卵を落とし、醤油を垂らす。シンプルながら、多くの日本人に愛され続けているのが「たまごかけごはん」だ。その名を冠に、日本各地の生産者が手塩にかけた卵のおいしさを広める「広告塔」の役割を担っているのが一般社団法人日本たまごかけごはん研究所だ。

上野 貴史(一般社団法人日本たまごかけごはん研究所 代表)

コロナ禍で始めた卵販売
今も期間限定の人気ショップに

日本たまごかけごはん研究所は、たまごかけごはんのレシピ開発やイベント等を通した、日本の農産物と生産者の応援、地域創生、日本食文化の普及という3つを柱に活動を行っている。「私たちは人を集めて認知活動をする団体で、コロナ禍前までは、毎月たまごかけごはん研究会を開催していました。全国から6種類のブランド卵を取り寄せ、同じ条件でたまごかけごはんを6つ作って食べ比べ。試食者のアンケート結果をデータ化して生産者さんにフィードバックし、よりよい卵づくりに生かしてもらっていました」と話すのが、日本たまごかけごはん研究所の代表、上野貴史氏だ。

「コロナ禍で、高級卵の主な卸先である旅館やホテルが休業すると、鶏卵生産者も苦境に追い込まれました。付き合いのあった生産者から『もう廃業するしかない』という声を聞き、私たちが卵を買い取ることにしたんです。それが、第1回目の緊急事態宣言中。軒先に会議机を2台並べ、お客様が自由に6個を詰め合わせるスタイルで販売しました」

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