中国新聞社 「不屈のDNA」が拓く地方メディアの未来
1892年の創刊以来、広島に根差して発展してきた中国新聞社。被爆地から生まれた「不屈のDNA」を礎にしながら、創刊130周年を機にミッション・ビジョン・バリューを策定した。報道機関の枠を超え、地域とともに未来を創造する「地域応援企業グループ」への進化を加速させている。
岡畠 鉄也 株式会社中国新聞社 代表取締役社長
1892年の創刊以来、広島を基盤とする地方紙として成長し、現在は新聞社を核に19社を擁するメディアグループとなった中国新聞社。グループ売上高687億円、販売所従業員等を含めグループ全体で約8500人を擁し、西日本でも有数のメディア企業グループとなっている。
「134年の歴史の中での最大のターニングポイントは、1945年8月6日の原爆投下でした。社員の3分の1にあたる114人が犠牲となり、社屋・輪転機が焼失する絶望的状況。しかし、生き残った社員は『口伝隊』を組織して焼け跡を回り、救援情報を肉声で伝えました。被爆3日後に代行印刷で発行を再開し、1カ月後には疎開させていた輪転機1台で自力印刷にこぎつけました」と代表取締役社長の岡畠鉄也氏は語る。
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