営業のブラックボックス化を解消 オンライン商談×AIで人材育成

営業活動では常々「ブラックボックス化」が問題だったが、オンライン商談の広がりによって営業記録が動画・音声で蓄積されるようになり、ブラックボックスの「見える化」が可能になり始めた。異なるアプローチで見える化に挑む2社の取り組みを紹介する。

AI書記搭載オンライン会議自動録画・文字おこしプラットフォーム「JamRoll」

交渉術や商談相手の反応を可視化
組織共有のナレッジに

Empathは2017年設立の音声感情解析AIスタートアップ。音声から喜び、平常心、怒り、悲しみなどのメンタル状態をリアルタイムで把握できるAIは、コールセンターでのクレーム検知システムや従業員向けのメンタルヘルスアプリなどに活用されており、50カ国約3500社に導入されている。

次なる事業領域としてEmpathが定めたのがセールステックだ。「弊社は感情解析AI、話し方解析、音声認識、然言語処理の技術をすべて自社で開発し、これらを統合した総合的コミュニケーションAIを完成しました。この成果をAI SaaS化したものが2022年6月にリリースした『JamRoll』です」と山崎はずむCo-CEO。

JamRollはAI書記がオンライン会議を自動で録画・文字おこし・整理する動画プラットフォームだ。

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