クリエイティブ力で革新を起こす

社会を変革する新規事業を生み出すためには、クリエイティブな発想力とアプローチで従来の枠からジャンプすることが必要だ。近年、企業ではクリエイティブ発想法やデザイン思考などの事業開発手法の導入や、デザイン経営の推進、CDO(チーフデザインオフィサー)の新設などに取り組むケースも増えている。本特集では、こうしたクリエイティブ力を生かした事業開発や、クリエイターやアーティストの力を活かしたWeb3.0時代の事業開発にフォーカスし、先進企業や有識者に取材を行った。

 

CONTENTS

「延長上」にない新規事業を生む クリエイティブ力の重要性
 月刊事業構想 編集部

アーティスト経済圏を変える メタバース・Web3.0の破壊力
 せきぐち あいみ(VRアーティスト)

経産省の「Japan+D」 デザインアプローチを行政に加える
 海老原 史明(経済産業省 大臣官房業務改革課)

あいまいな概念を戦力にまで育てる 企業を成功に導くデザインの力
 山﨑 晴太郎(セイタロウデザイン代表)

寺田倉庫のアート事業 アートのまち天王洲で国内外をつなぐ
 寺田 航平(寺田倉庫 代表取締役社長)

ダンステック企業が目指す、デジタルによるダンスの「知財化」
 神田 勘太朗(アノマリー 代表取締役社長)

新しい花火大会運営モデルを創造 前例のないビジネスで地域活性化
 浅間 勝洋(FIREWORKS代表取締役社長)

製造業のキャラクタービジネス 「猫のダヤン」の世界を形にする
 池田 あきこ(絵本作家、わちふぃーるど代表取締役会長)

廃材アートの海外での販売に挑戦 ごみを減らすリユースをクールに
 中村 大亮(バリュエンスホールディングス 執行役員)

「デザイン経営」を企業が実践するために 4つの導入モデル
 大崎 優(コンセント 取締役デザインマネージャー)

金融機関にデザイン人材を マネーフォワードが育成事業に参入
 本川 大輔(マネーフォワード 執行役員)

VUCAの時代に対応できる経営者とは? 求められるアーティスト思考
 松永 エリック・匡史(事業構想大学院大学 特任教授)

革新的事業を生むクリエイティブ組織と思考法11例
 月刊事業構想 編集部