「デザイン経営」を企業が実践するために 4つの導入モデル

デザイン経営に取り組みたいと言っても、どこから着手すれば良いかわからない企業は多いだろう。デザイン経営の推進支援を多数手掛けてきたコンセントでは、4つの取り組みパターンに応じてさまざまな支援を行っている。

図 実務視点のデザイン経営の取り組みパターン

出典:コンセント

 

デザインコンサルティング会社のコンセントは、サービスデザイン領域を中心に、数多くの日本のIT企業や製造業のデザイン支援を行ってきた。同社には近年、デザイン経営に関する企業の相談が多数寄せられており、デザイン人材向けのオンライン講座「コンセントデザインスクール」などを通じて、デザイン経営の推進に関する知識を広く発信している。

大企業を中心にデザイン経営の推進を支援してきたコンセント取締役でデザインマネージャーの大崎優氏は、「政府の『デザイン経営宣言』は、あくまでも提言や考え方であり、問題解決のフレームワークではありません。企業の実務や文化、言葉を介して、独自のデザイン経営を導入するべきです」と指摘し、デザイン経営について考える上でまず重要なことは、「デザイン(技術)」と「デザイン思考」、「デザイン視点」の3つの違いを認識することだと強調する。

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