テクノロジーを味方に、音楽エコシステムの構築を
エンターテインメントとテクノロジーの融合である「エンターテック」。技術の進展によってクリエイティブからマーケティング、ユーザーコミュニケーションまであらゆる側面が変化する中で、音楽市場はどう進化していくのか。書籍『音楽ビジネス』を上梓した鈴木貴歩氏に市場の現在地と展望について話を聞いた。
鈴木 貴歩(パレードオール株式会社 代表取締役/
エンターテック・アクセラレーター)
テクノロジーがもたらした
音楽収益の中長期化と予測性
大手レコード会社等で音楽配信売り上げの拡大やデジタルマーケティング、新規事業開発などの責任者を歴任。2016年にParadeAll(パレードオール)を創業する以前から、音楽を中心としたエンタメ界を走り続けてきたのが鈴木貴歩氏だ。
現代テクノロジーの進化に伴う音楽業界の2つの変化を問うと、「1つは、CDで音楽を販売する売切のビジネスモデルから月額制のストリーミングによるアクセス再生回数のビジネスモデルになり、収益ポイントが中長期的になったという変化があります(図)。もう1つは音楽制作も配信も聴き方もすべてがデジタル化され、簡単に世界中に届けられるようになったこと。これによって、たとえ聴かれるのが1回でも、それが100万人になれば大きな再生回数になります。好きになってもらえれば繰り返し聴かれますから、それがビリオンという回数になる。繰り返し聴かれていること、広く聴かれていること、近年はこれらが可視化されています」
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