オリックス 資産残高は1兆円規模 人間力が投資の根幹

リースを祖業に、現在は多角的に事業を展開するオリックスは、2000年頃から事業投資事業に参入。2025年11月にはカタール投資庁と共同で国内プライベートエクイティファンドを設立し、新たなステージへ入った。事業投資本部長の三宅誠一氏に、投資戦略と人材育成の要諦を聞いた。

オリックスの事業投資は、現在約1兆円規模のセグメント資産残高を有する。同社の事業投資本部で本部長を務める三宅誠一氏は、新卒で入社し、事業投資領域に20年以上携わってきた。

業種知見の蓄積を重視し
注力分野を絞り込む戦略へ

田中 三宅さんは1992年にオリックスに入社され、生え抜きの社員として歩んでこられました。まずはご経歴と、オリックスが事業投資を手がける背景をお聞かせください。

三宅 入社後13年ほど、法人向けファイナンスの営業をしていました。営業拠店を4カ所ほど経験し、2005年から投資事業に携わっています。オリックスは1964年に国内リース会社の草分けとして設立され、M&Aも活用しながら新たな専門性を獲得することにより、多角化を進めてきました。M&Aの知見を生かして2000年頃から始めた事業投資は、当初は民事再生のスポンサーなど事業再生案件が中心でしたが、今は事業承継や上場企業の非公開化、カーブアウトなどの案件が主流です。

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