アーティスト経済圏を変える メタバース・Web3.0の破壊力

Web3.0やメタバースは、物理的な距離を超えて瞬時に世界と繋がり、デジタルデータ作品を高い透明性のもと流通させられるなど、アーティストの生き方を大きく変える可能性を持つ。第一線で活躍するアーティストたちが新時代の可能性について話し合った。

Metaverse Japan Summit 2022に登壇したVRアーティストのせきぐちあいみ氏(オンライン参加)、Metaverse Japan代表理事の長田新子氏(左)、面白法人カヤック・メタバース専門部隊事業部長の天野清之氏、HIKKY・COO兼CQOのさわえみか氏

Web3.0とは、ブロックチェーンによる相互認証やデータの唯一性・真正性、改ざんに対する堅牢性を生かして、個人がデータを所有・管理し、中央集権不在で個人同士が自由につながり交流・取引するWeb社会を指す。

Web3.0を実装するために不可欠なのがメタバースやNFT(非代替性トークン)などの技術だ。仮想現実空間のメタバースはユーザーに物理的な距離を超えた世界との繋がりを提供し、NFTはデジタルコンテンツの所有状態を改ざんが困難なブロックチェーン上に記録し、その透明性の高い流通を実現することができる。このため、Web3.0はアーティストやクリエイターの活動を促進し、彼らの新しい生き方を実現すると期待されている。

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