松竹 世界を魅了してきた歌舞伎の新たなグローバル戦略
2025年に創業130周年を迎えた松竹株式会社。演劇事業の主力である歌舞伎が転換期を迎えている。歌舞伎のグローバル展開を統括する船越直人氏に、常に新しさを取り込みながら伝統を築き上げてきたエンタテインメントとしての歌舞伎の底力と、成長への戦略を聞いた。
船越 直人(松竹株式会社 演劇本部副本部長 演劇興行部門担当兼歌舞伎グローバル推進室長)
時代に求められているものを
伝統と融合させてきた歴史
圧倒的な映像美と、歌舞伎の世界に身を投じる人々の人間ドラマを深く掘り下げたストーリーで空前のヒットを記録している映画『国宝』。その反響も受け、歌舞伎の劇場の集客数は大きく増加し、若い世代を中心に、初めて歌舞伎を観るという人が多く来場している。演劇事業の好調が牽引となり、松竹は今期、前年予想からの大幅な増益を見込む。
創業130周年を迎えた節目の2025年は、「赤穂浪士の討入り」を題材とした『仮名手本忠臣蔵』等「三大名作」を一挙上演するなど、話題を集める興行を展開した。こうした取組に映画の反響が重なり、「敷居が高い」イメージのあった歌舞伎がファン層を拡大する好機が訪れている。
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