岩手銀行 DXとGXを両輪に事業改革を推進

岩手県内企業のメインバンクとして、金融機関ではトップシェアを誇る岩手銀行。東日本大震災など、多くの困難や試練を乗り越えてきた同行は、2022年に創立90周年を迎えた。創立100周年を見据えて、現在どのようなビジョンと戦略を描いているのか。頭取の岩山徹氏に話を聞いた。

岩山 徹(株式会社岩手銀行 代表取締役頭取)

岩手銀行は、1929年に始まった世界恐慌を機に岩手県経済が混乱に陥るなか、盛岡銀行・九十銀行・旧岩手銀行の救済と金融秩序の回復、そして県内経済の復興発展を使命として、大蔵省や岩手県の主導のもと、1932年に岩手殖産銀行として創立した。1960年に現在の行名に改称し、2022年に創立90周年を迎えている。

「当行の経営理念である『地域社会の発展に貢献する』『健全経営に徹する』は、設立の経緯を踏まえたものです。これを堅持し、戦中戦後の混乱やバブル経済の崩壊、東日本大震災など、これまで幾多の困難や試練を乗り越えてきました」と頭取の岩山徹氏は語る。

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