地域の芸術祭を持続可能に 多様な支援者を育て将来へつなぐ

新潟県十日町・津南町で開催される「大地の芸術祭」は、20年以上の実績を持つ地域密着型の芸術祭だ。これを持続可能にすべく、地元自治体・NPOは企業と協力して、サポーターの誘致や人材育成を進めている。その活動を担うリディラバの安部氏が、新事業を生む環境をいかに構築するかを議論した。

会議に参加した「先駆者」: 村上 敬亮 デジタル庁、古田 秘馬(株)Umari、安部 敏樹(株)Ridilover、加戸 慎太郎(株)まちづくり松山、藤沢 久美 (株)国際社会経済研究所、MC:宮瀬 茉祐子・堀 潤 (株)わたしをことばにする研究所(敬称略)

EY Japanが立ち上げた、行政と民間が連携して社会課題の解決を目指すための「EY知恵のプラットフォーム」。その活動の一環である先駆者会議では、「地方創生」をテーマに、各地で地域の活性化に取り組む人々を集め、他の地域でも応用可能なナレッジの集積を図っている。

10月に開催された6回目のEY先駆者会議のプレゼンターは、株式会社Ridilover(リディラバ)代表の安部敏樹氏。リディラバは、中高生向けのスタディツアーや、企業向けの研修事業などを手掛けている企業だ。安部氏は、同社で運営に協力している、新潟県十日町・津南町で開催される国際芸術祭「大地の芸術祭」を取り上げ、地域で持続可能な事業による社会課題解決のありうる姿を議論した。

大地の芸術祭の作品、イリヤ&エミリア・カバコフの「棚田」
(Photo: Nakamura Osamu)

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