あいまいな概念を戦力にまで育てる 企業を成功に導くデザインの力

デザイン経営のパイオニアであるセイタロウデザイン代表の山﨑晴太郎氏。デザインと経営を並走させ、あいまいさの中から価値を見出し、可視化して人の心を動かすことの重要性を説く。山﨑氏に経営におけるデザインの重要性、クリエイティビティを獲得するための方法について聞いた。

山﨑 晴太郎(セイタロウデザイン代表)

セイタロウデザイン代表の山﨑晴太郎氏は、自身もデザイナーの経営者だ。大卒後入社したPR企業に勤めていた時に、「グラフィックからWeb、商品開発、映像制作、空間設計までの非言語領域のコミュニケーションを一気通貫できるクリエーティブエージェンシーをつくりたい」と考え、現在のセイタロウデザインを設立。同社は今年で15期目を迎える。

山﨑氏は同社以外にもCDO(チーフデザインオフィサー)としてEV充電サービスのプラゴ、3Dプリンター・鋳造メーカーのJMCの取締役も務める。JMCが東証グロースに上場した際には「デザイナーが業務執行の取締役として、東証で上場を祝う鐘を初めて鳴らした事例」と言われたという。

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