パーパスの実現へ 両利きの経営と統合思考経営を徹底

創業から約150年、非鉄金属製錬を中心とした金属事業を柱に、そこで培ってきた技術を融合し、機能材料や電子材料など新たなマテリアル、新しい製品を生み出してきた三井金属。2022年には新たにパーパスを策定し、その実現へ向け、新規事業創出や社内制度改革に力を入れる。

納 武士(三井金属 代表取締役社長)

最大の強みは人と技術
パーパスに込めた想い

1874年(明治7年)、岐阜・奥飛騨の神岡鉱山で亜鉛の採掘を開始したのを創業のルーツとする三井金属。 様々な用途を持つ亜鉛を供給し、日本の産業の成長と歩調を合わせて事業を拡大したものの、1985年のプラザ合意以降、急激な円高により大きな打撃を受けた。

金属事業では、亜鉛を中心に非鉄金属を提供している。亜鉛は、鉄を腐食から守るための被膜を作るめっき向けで不可欠な材料だ

「亜鉛を掘って製錬するだけでは商売が成り立たないということで、亜鉛事業から機能性材料、電子材料へと事業をシフトしてきました」と、同社社長の納武士氏は話す。

2024年に創業150周年を迎え、鉱業・製錬に限らず多様な事業を営む現在の業容を明確に表現するため、2025年10月に商号を「三井金属鉱業」から「三井金属」へ変更した。

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