長崎市恐竜博物館 「全ての生物に優しい環境」を学ぶ場に

2021年10月に長崎市野母町にオープンした、「長崎市恐竜博物館」を核とする「長崎のもざき恐竜パーク」。地域の新たな観光スポットとして、県内外から多くの人が訪れている。長崎市恐竜博物館の開館の経緯や展示の特徴、野母崎地区の地域活性化への期待について、館長の高江晃氏に話を聞いた。

高江 晃(長崎市恐竜博物館 館長)

多種多様な恐竜の化石が発見されている長崎市

2021年10月、長崎市野母町に、「長崎市恐竜博物館」を核とする「長崎のもざき恐竜パーク」がオープンした。長崎市恐竜博物館の2021年度の入館者数は、当初の目標の5万7000人を大幅に上回る約9万4000人で、2022年4月には早くも入館者数10万人を突破した。地域の新たな観光スポットとして注目を集めているが、そもそも、なぜ野母町に恐竜博物館が造られたのだろうか。

長崎市恐竜博物館前の広場

「1998年以降、長崎市南部からは多種多様な恐竜の化石が発見されており、ティラノサウルス科の大型種の歯が国内で初めて発見されるなどの成果を上げてきました。また、“日本の古生物学の父”と称され、“Dinosauria”を“恐竜(龍)”と初めて訳した横山又次郎東京帝国大学教授が長崎市出身であるなど、長崎市と恐竜には歴史的にも深い関わりがあります。このことから、学術および文化の発展に寄与するため、化石産出地点に近い場所で、植物化石である石炭を採掘していた世界文化遺産の端島(通称:軍艦島)等を望む野母町に、恐竜博物館を建設することとなりました」と同館館長の高江晃氏は語る。

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