事業構想で未来を拓く アイデアを考え続ける２年間

＜現役院生の声＞

事業構想の視点で、環境面から
社会課題解決に資する新事業を

鈴木 英司（すずき・えいじ）
愛知海運　海外戦略兼サスティナビリティ
事業推進室　課長
名古屋校13期生（2024年度入学）

海運会社で新規事業開発を担当しています。インドネシア現地法人の設立準備やアジア全域におけるネットワーク構築など、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブといったサステナビリティの観点から新規事業に注力する中、事業構築と自身のさらなる発展を目指しMPD入学を決意しました。

大学院での研究は、実務ではなかなか触れる機会がなかった知見や気づきが多く新鮮です。自身の思考を見つめ直したり、経営の本質について哲学的な観点から熟考したりと、毎回の授業に事業構想のヒントを得ています。名古屋校の同期や他校舎の院生とのディスカッション機会も多く、多様なバックグラウンドを持ちながら事業構想という共通テーマで議論する空間はとても刺激的です。

新たに得た着眼点や事業構想力を最大限に活かし、環境分野において社会貢献と事業の両立を追求した新規事業にチャレンジしていきたいと思います。

単身赴任がくれた問い
「挑戦」は人生を豊かにする

市川 恒守（いちかわ・つねもり）
鉄道会社勤務
大阪校13期生（2024年度入学）

鉄道会社でインフラのメンテナンスを担当しています。単身赴任を機に人生を見つめ直す中で、子どもや周囲の成長に刺激を受け、「自分自身も挑戦したい」と入学を決意しました。

入学から1年が経ち、事業構想研究は知識やスキルの習得にとどまらず、人生そのものを豊かにすると実感しています。例えば、講義の内容はもちろんですが、講義に入る前の時間も、世界情勢など様々な知見を織り交ぜた教員からのアイスブレイクがあり、視座を高めるという意味で大変刺激になっています。1年目は週に3～4日授業を履修し、最初は大変でしたが、アウトプットを意識する形で工夫し、集中して取り組むことができました。また、周りの仲間との対話から得られる気づきも多く、オンライン環境もありますが、できる限り校舎で参加することを大切にしています。今後は鉄道沿線の地域資源を生かした事業に挑みたいと考えています。