Fry to Fly Project 業界横断の資源循環ネットワーク構築を主導

「SAF」は、廃食用油などを原料とする持続可能な航空燃料のことだ。SAFを活用することにより、従来の航空燃料と比べて大幅にCO2排出量を削減できる。最大の課題は、「いかにして原料となる廃食用油を集めるか」。日揮ホールディングスの取り組みについて、プロジェクト代表の西村勇毅氏に話を聞いた。

西村 勇毅(日揮ホールディングス株式会社
サステナビリティ協創部 SAF事業グループマネージャー
[兼 SAFFAIRE SKY ENERGY 最高執行責任者COO])

SAFを「身近な自分事」として捉え
脱炭素社会の実現へ

日揮ホールディングスは、廃食用油などを原料とする持続可能な航空燃料「SAF」により航空機が飛ぶ世界を実現する「Fry to Fly Project」に2023年から取り組んでいる。家庭や店舗などで使用された食用油は、工場で精製することによりSAFに変えることができる。それにより従来の航空燃料と比べCO2排出量を約80%削減できるという。

プロジェクトの代表を務める同社の西村勇毅氏は、石油精製のエンジニアであり、2018年に社内でSAF事業を単身で立ち上げた。「当時、日本では人口減少などの影響もあり、石油消費量が減少を続けていました。例えば、イタリアも同じような状況でしたが、閉鎖する精製所をバイオリファイナリーとして蘇らせようとしていて、私もやってみようと考えました」。

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