日本酒ブランド「MINAKI」を軸に新たなライフスタイルを提案

2022年2月に誕生し、すでに国内外のミシュラン星付きレストランや5つ星ホテルなど、計70店舗以上に導入されている日本酒ブランド「MINAKI」。「IWC 2022」でトロフィー賞受賞など、ブランド創設半年で6つの世界的品評会で高評価を得ており、国内外で注目が高まっている。

皆木 研二(株式会社REBORN 代表取締役)

動画広告会社を経て、
未経験で日本酒業界に参入

2022年2月に誕生した、新たなラグジュアリー日本酒ブランド「MINAKI」。同ブランドを創設したのは、動画広告会社のプルークス元代表で、起業家の皆木研二氏だ。

皆木氏は27歳の時にプルークスを創業し、立ち上げ3年でKDDIグループへ売却。子会社の社長を務めた後、一年ほどのブランクを経てREBORNを設立した。

なぜ、畑違いの日本酒業界に参入したのだろうか。

「日本酒づくりを始めた理由は、まずシンプルに日本酒が好きだったから。また、理想の日本酒を自分でつくり出したいと思ったのが、大きな理由です。退任して1年くらいは、国内外の様々な場所を旅行し、普段は泊まれない高級ホテルや、全国の酒蔵やワイナリーツアーにも参加しました。いろいろな経験をする中で、高級レストランやホテルにはシャンパンやワインは非常に高級なものが置いてあるのに、日本酒だけはなぜかボトル2000円~3000円程度のものが出てくるということに違和感を覚えました。ラグジュアリーな体験というものが、今までの日本酒にはなかった。それなら、ファインダインニングという空間や特別なタイミングに飲みたくなる、時に寄り添う日本酒を自分でつくろうと思いました」と皆木氏は語る。

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