万博会場に廃棄ビニール傘でアップサイクルした花を咲かせる
オクタングルは「UPCYCLE×CREATIVE」をコンセプトに、役割を終えたモノに洗練されたデザインや機能性を与え、新しい付加価値を持ったアイテムへと再生させるものづくりに取り組んでいる。大阪・関西万博は廃棄ビニール傘を透明な花に再生する「umbrella leaf」で会場を飾ることを目指している。
聞き手 : 小宮信彦 事業構想大学院大学 特任教授、電通 ソリューション・デザイン局 シニア・イノベーション・ディレクター
アップサイクルブランドを立ち上げ
廃棄ビニール傘をバッグに再生
小宮 オクタングルを立ち上げた経緯を教えてください。
水谷 商業施設やイベント会場で会場装飾などを行うディスプレイ業界に従事していたのですが、撤収の際に、大半の建材や端材が産業廃棄物になることに対して、もったいないと感じていました。コロナ禍でイベントができなくなり、何かを変えなければと考えていた時に、アップサイクルを知り、廃材を利用するブランドを立ち上げようと思ったのです。
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