ベンナーズ 福岡から、真に持続可能な水産業の構築を目指す

「水産業界に関わる、全ての人を豊かにする」をミッションに掲げ、2018年に創業したベンナーズ。複雑な流通構造、漁業者の高齢化・減少、日本人の魚離れなど、課題の多い水産業界に新たな息吹を吹き込むべく、独自のビジネスモデルを展開する。22歳で同社を創業した井口剛志代表に、その想いを聞いた。

井口 剛志(株式会社ベンナーズ 代表取締役)

持続可能な水産業を目指し
米大学卒業後に起業

長崎県出身で、高校から大学までを米国で過ごした井口剛志氏。大学卒業後に帰国し、2018年4月、22歳の時に福岡県でベンナーズを創業した。「大学時代にアントレプレナーシップを専攻し、いつか起業したいと考えていた」と話す井口氏が水産業界を選んだのは、実家が代々水産業の商売に携わっていたからだ。

「水産加工業を営んでいた祖母が、孫の僕に『水産業界には関わるな』と言うくらい、日本の水産業は課題の多い業界でした。起業家目線で見た時に、これらの課題を解決し、水産業自体をもう少し儲かる産業にしなければ、持続可能にはならないと考えました」

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