ベルコード 自然発熱で香りを拡散する画期的アロマディフューザーを開発
快適な空間をつくるためには香りの演出がポイントになる。アロマディフューザーは現在さまざまなタイプが発売されているが、宮崎発のベンチャーが全く新しい形の製品を開発し、注目を集めている。単独で3年間かけて開発を行ったベルコード代表取締役の大西将也氏に話を聞いた。

大西 将也(株式会社ベルコード 代表取締役)
競合製品分析から見えた
新しいアロマの形
電気や火、水を使わずに自然発熱で香りを拡散する新しいタイプのアロマディフューザーが2022年に発売された。その名は「AROPO(アロポ)」。発熱するカイロをヒントにつくられた、厚さ4ミリ・重さ約10グラムの名刺より小さい「ヒートシート」にアロマオイルを数滴垂らすことで、香りが約1時間拡散する仕組みだ。日本のほかアメリカやカナダなど世界7国で特許を取得し、国内外での展開を目指している。
袋から取り出すと発熱がはじまる。アロマアイルを垂らすことで香りが広がる
開発したのは、宮崎市で単身起業したベルコード代表取締役の大西将也氏。フランスのアロマブランドと特約店契約を結び、国内で販売代理店をしているなかでユーザーから届いた声が、開発のきっかけになったと振り返る。
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