OYASAI 屋内型水耕栽培で、街中に畑をインストールする

気候変動により、農業は環境や時代に即したアップデートを迫られている。それに対する解決策として、OYASAIは最新テクノロジーを活用した屋内型水耕栽培ユニット「OYASAI FARM」を開発し、大都市でも街中でおいしい野菜が育つ世界をつくりだそうとしている。代表取締役の國村隼太氏に話を聞いた。

國村 隼太(OYASAI株式会社 代表取締役)

特許申請中の独自システムで
2.5万種以上の品種を栽培可能

AI制御の屋内型水耕栽培ユニット「OYASAI FARM」の開発・販売を行うOYASAIの創業は2025年4月。まだ1年が経過しないなかで、同社は福岡市などの行政、大手企業との連携プロジェクトや導入実験などを進めている。

提案するのは、「都市のなかで育て、届ける新しい自給のかたち」だ。OYASAI FARMはスペースに合わせてカスタマイズが可能なユニット(水耕栽培用育成棚)を活用し、葉野菜をメインに2.5万種以上の品種を栽培することができる。注目すべきポイントは従来の水耕栽培と比べて、コストを大幅に削減したうえで、生産性を大きく向上させていることだと同社代表取締役の國村隼太氏は説明する。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り84%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。