neuet 1分単位の課金システムで、移動の新習慣をつくる

クララオンラインを筆頭に、次々に新しい事業を起こしてきた連続起業家の家本賢太郎氏。現在注力するのが、福岡をマザーシティとして、全国に50万ユーザーを持つシェアサイクルサービス「チャリチャリ」だ。シェアサイクル業界の国内3強の中でも、分単位の課金と実体に応じたエリア拡大で急成長を遂げている。

家本 賢太郎(neuet株式会社 代表取締役社長、株式会社クララオンライン 代表取締役社長)

メルカリのシェアサイクル事業を
引き継ぎ、neuetを設立

福岡をマザーシティとして、東京・名古屋・熊本の4都市で展開している「チャリチャリ」。スマホアプリの地図上で専用の赤い自転車が置いてあるポート(駐輪場)を見つけ、後輪部についた鍵にあるQRコードをアプリで読み込むだけで利用できるシェアサイクルサービスだ。

専用の赤い自転車で移動できるシェアサイクルサービス「チャリチャリ」。小径の車輪のため女性でも使いやすく、男女の利用比率は半々

同サービスを運営するneuet代表の家本賢太郎氏は、クララオンラインを筆頭に、起業家として25年にわたって様々な事業を起こし続けてきた。なぜ、シェアサイクル事業に着目したのだろうか。

「もともとクラウド、DXの領域で事業を起こしてきたのですが、それを活用してまちの社会課題を解決していく領域に取り組みたいと思うようになっていました。5年ほど前から自転車領域の事業を始める中で、メルカリが2018年に始めたシェアサイクル事業に可能性を感じ、クララオンラインが伴走する形で参画しました。そして、関わるうちに自分で事業をやりたくなり、引き継がせてほしいとお願いしたのです」

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