グローバル・オーシャン・ワークス 魚食文化拡大の好機をつかむ
「魚を食べなくなった」と言われる日本人。一方で、海外は魚食文化が増加傾向にあり、市場は拡がりを見せているという。その好機をいち早くつかみ成長を続けているのがグローバル・オーシャン・ワークスだ。同社取締役の田島康臣氏に戦略の概要と、世界展開の展望について聞いた。
田島 康臣(グローバル・オーシャン・ワークス株式会社 取締役、鹿児島水産株式会社代表取締役社長、
International Marine Products, Inc. 取締役)
海外の魚食文化拡大の機を捉え
ブリの加工、輸出会社を創業
グローバル・オーシャン・ワークスグループは、鹿児島県の象徴である雄大な桜島を望む錦江湾で、ブリなどの水産物の養殖から加工、そして国内外へ販売や輸出を行う。創業時の2009年からアメリカへのブリ加工品の輸出を実施し、現在はグループ提携先も含めるとアメリカ輸出のシェアが20%を占め、その存在感を高めている。
グローバル・オーシャン・ワークスは代表取締役社長の増永勇治氏が40歳のときに立ち上げた企業だ。取締役の田島康臣氏はその経緯について次のように説明する。
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