美味しい野菜を育む土を「価値」に転換
農業における重要な要素である土。植物は土の中のミネラルなどを栄養に、土の保温性や保水性に助けられて育つ。そんな土の機能に着目し、土から農業を変えていこうと取り組むのが農業ベンチャーの株式会社BGだ。土壌の研究者や様々な企業を巻き込んで、新たなフードシステムの構築を目指す。
良い土で育てた野菜を「Next Green Vegetables」のブランド名で展開
生産から消費までを見直し
未来のフードシステム構築を目指す
人間が生きるためには「食」が欠かせない。しかし、日本では農業の担い手不足などに起因する生産力低下が懸念されている。農林水産省は課題解決のために、ロボット、AI、IoT等の情報通信技術を活⽤した「スマート農業技術」を推進。スマート農業はアグリテックとも呼ばれ、多様な技術でイノベーションを興そうというベンチャー企業が次々に登場している。
2021年創業の株式会社BGもそんな農業ベンチャーの1つ。代表取締役の富松俊彦氏は以前に食育関連サービスを手掛けており、農業者との接点を持つ中で農業の課題を目の当たりにする。20世紀は科学技術を活用した「緑の革命」で生産量の増大を成し遂げたが、現代は気候変動や農業資材の価格高騰など、農業を取り巻く環境が変化し、課題は複雑化している。富松氏は「科学的なアプローチは限界で、化学肥料や農薬の使用量が2倍となったことで、農家は赤字になり、環境負荷が高まった」と指摘。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り77%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。