アテクト 次の成長ビジネスを生むため、新領域・新事業へ参入
約8年前に東大阪市より移転し、現在は東近江市を拠点とするアテクト。半導体資材事業と衛生検査器材事業の2事業を基盤に、近年はPIM事業などの新事業・新商品開発に積極的に取り組んでいる。同社の事業の発展経緯や現在の成長戦略について、代表取締役社長の大西誠氏に聞いた。
液晶や有機ELモニター用半導体を保護するためのスペーサーテープの製造で世界シェア70%、シャーレや培地などの検査用衛生管理用品で国内シェアトップクラスの、グローバルニッチトップ企業であるアテクト。同社は、プラスチック成形事業を祖業として、1959年に大阪府大阪市で大日化成工業所として創業した。当初はガス器具向けコックや化粧品容器などを製造していたが、時代の流れの中で、スペーサーテープやシャーレの製造を開始し、事業領域を拡大。現在は半導体資材事業、衛生検査器材事業の2事業を基盤に、近年立ち上げたPIM(粉末射出成形技術)事業、不動産賃貸事業も含めた4事業体制を取っている。
2017年には、約20億円を投資し、本社・工場を大阪府東大阪市から滋賀県東近江市へ移転。これにより、工場の延べ床面積は約1万9000平方メートルと、以前の3倍に拡大した。
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