農業特化型生成AI「栽培アシストAI」試験導入 営農指導DXに挑むJAレーク滋賀の新戦略

(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2025年7月8日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

JAレーク滋賀は、JA営農指導力の維持・強化および職員間の指導力平準化を図るため、農業経営情報プラットフォームAgriweBの「栽培アシストAI」を試験導入する。JAレーク滋賀、株式会社きゅうりトマトなすび(CTE)、株式会社AgriweBの3者が6月30日、JAレーク滋賀大津市総務本部で会談し、試験導入に合意した。

国内の他産業と同様、JA営農指導の現場でも人手不足は深刻。加えて、夏場の猛烈な高温などに代表される異常気象に端を発し、各地域において過去経験したことのない農作物の生育障害や病害虫が発生するなど、営農指導を取り巻く環境は年々厳しさを増している。

今回の栽培アシストAIの試験導入は、営農指導員が刻々と変化する状況に迅速に対応していくため、情報収集時間を短縮するほか、指導員間の情報共有、現地に赴くことが困難な場合の遠隔地指導、外国人材とのコミュニケーション等にも活用し、営農指導力の維持・強化を図る。

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