「和牛日本一」を勝ち取り、鹿児島ブランドを強化

九州の最南端に位置し、本土と多くの島々から成る鹿児島県。離島面積は日本一で県面積の約27%、離島人口も日本一となっている。基幹産業は農業で、農業産出額は全国2位。その62%は畜産が占め、全国和牛能力共進会の2017年第11 回大会では鹿児島黒牛が日本一を獲得した。2022年開催の第12回大会で再び日本一を勝ち取り、鹿児島ブランドをさらに強化するべく、県は対策に力を入れている。観光面では屋久島に加え、2021年に奄美大島・徳之島が世界自然遺産に登録。「明治日本の産業革命遺産」と合わせて3つの世界遺産がある県となり、自然保全と環境整備を両立させた新たな観光戦略が構想されている。

 

CONTENTS

塩田康一・鹿児島県知事インタビュー

数字で見る鹿児島県

競合なき「オンリーワンの価値」を提供
 田島 健夫 雅叙苑観光 代表取締役

世界と地域を結ぶ「インターローカル企業」へ
 岩崎 芳太郎 いわさきグループ CEO

伝統を守りつつ、時代の中で事業を変革
 島津 忠裕 島津興業 代表取締役社長

「鹿児島ブランド」を世界に売り込む
 弓場 秋信 弓場貿易 代表取締役社長

地域性あふれる酒造りで新市場に挑戦
 大山 修一 大山甚七商店 代表取締役社長

日常に大島紬のある生活を提案
 大瀬 輝也 大瀬商店 代表取締役社長

かごしま黒豚のブランド力向上に注力
 沖田 大作 沖田黒豚牧場 取締役

企業や自治体と組み、循環型社会を実現
 川野 輝之 ecommit CEO

文化の地産地消から始まる地域づくり
 坂口 修一郎 リバーバンク 代表理事

150年後の鹿児島を見据え、未来を共創
 古川 理沙 薩摩リーダーシップフォーラム SELF 代表理事

徳之島でコーヒーの新たな可能性を拓く
 宮出 博史 宮出珈琲園 代表