弓場貿易 「鹿児島ブランド」を発掘し、世界市場に売り込む

貿易を通して鹿児島の発展に寄与したいとの想いから創業された、弓場貿易。「売上金額は小さくともシェア日本一」の鹿児島の産品を輸出する企業を目指して発展を続け、現在は幅広いジャンルの「鹿児島ブランド」を世界に発信している。同社の足跡と今後の構想について、代表の弓場氏に話を聞いた。

弓場 秋信(弓場貿易株式会社 代表取締役社長)

JICAでの経験を経て、
故郷への貢献を目指し起業

“Think Globally, Act Locally.”を合言葉に、南九州と世界との橋渡しをすることで、地域と共に繁栄することを目指す総合商社、弓場貿易。南九州が誇る養殖ブリやハマチ、牛肉、お茶、菓子、原木等の農林水産物を中心に、アメリカやヨーロッパ、アジアへ輸出を行い、「食の鹿児島」のブランド力向上に努めている。一方で、オキアミ、魚粉、タピオカ澱粉などの水産養殖用配合飼料用原料や化学肥料、農業用資材などを輸入し、地元の一次産業に安定的な供給を行っている。さらに、ホームセンター向けの製品輸入から国内での卸販売までを一気通貫で扱うほか、ブランド商品を持つ企業を貿易代行でバックアップするなど、幅広い分野で県内産業の活性化に貢献している。

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