アジア競技大会・アジアパラ競技大会を機に、より活力ある名古屋へ

2026年は4年に1度のアジア競技大会・アジアパラ競技大会の開催年だ。今年の開催都市は愛知県及び名古屋市。アジア最大のスポーツの祭典である国際総合スポーツ大会の開催を機に、名古屋市はどのような成長を遂げ、新たなまちの姿を見せてくれるのか、名古屋市長・広沢一郎氏に展望を聞く。

広沢 一郎(名古屋市長)

一過性イベントに終わらせず
様々な分野へ効果波及を

日本国内では2020年の東京オリンピック・パラリンピック以来の大規模な国際総合スポーツ大会となる「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」「第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)」。陸上や水泳、サッカーや野球などはもちろん、カバディやセパタクローなどアジア競技大会ならではの数々の競技が、愛知県内のほか、岐阜県、大阪府、静岡県および東京都の会場で繰り広げられる予定だ。

名古屋市では開催に向け「2026アジア・アジアパラ競技大会NAGOYAビジョン―アジアとともに輝く未来へ―」を策定した。背景には、アジア・アジアパラ競技大会を「触媒」とし、一過性のスポーツイベントで終わらせず、スポーツ振興はもちろん、交流人口の拡大や多文化共生社会の実現など、様々な分野の発展につなげていくという思いがある。

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