150年後の鹿児島を見据え、経営者や地域リーダーらが未来を共創

2020年11月、県内の経営者や地域のリーダーらが、NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELFを設立。鹿児島の未来について考える対話型カンファレンスの開催などで注目を集めている。SELFの共同代表で、企業や保育園の経営者でもある古川理沙氏に、立ち上げの経緯や今後のビジョンを聞いた。

古川 理沙(NPO法人薩摩リーダーシップフォーラム SELF 代表理事)

経営者や地域リーダーらが
3日間の「薩摩会議」を開催

NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELF(以下、SELF)が4月22日~24日の3日間、対話型カンファレンス「薩摩会議 2022」を開催した。Transformationという共通のキーワドを軸に、地域経済や産業振興、教育、コミュニティ、ダイバーシティなど、計17のテーマが設けられた。鹿児島県庁などの会場での開催とオンライン配信のハイブリッドで実施。全国からのべ700人ほどが参加し、持続可能な社会のあり方について熱い議論が交わされた。

4月に開催された「薩摩会議 2022」

「会場は全体の半数近くが県外からの参加者で埋め尽くされ、アーカイブなしの当日配信限定だからこそ話せる濃い話が繰り広げられました。ここで出された提案は今後、SELFのメンバーが中心となって具体的なアクションへとつなげていきます」と話すのは、SELF代表理事の古川理沙氏。SELFは、経営者や地域リーダー、研究者など、県内各地で様々な事業や取り組みに挑戦している36人で構成されるNPO法人だ。

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