沖田黒豚牧場 かごしま黒豚のブランド力の向上に注力

沖田黒豚牧場は、鹿児島県産のブランド豚「かごしま黒豚」を全国でも珍しい放牧スタイルで肥育し、精肉を出荷している。同牧場の3代目としてかごしま黒豚を守りながら、牧場内で民宿レストランを営むオーナーシェフの沖田大作氏は、かごしま黒豚のさらなるブランド力向上に向けた取り組みに力を入れている。

沖田 大作(株式会社沖田黒豚牧場 取締役 「牧場民宿レストラン 和―のどか―」オーナーシェフ)

山の中の牧場にある
人気の黒豚料理レストラン

鹿児島県最北部に位置する伊佐市。中心部に広がる伊佐盆地を取り囲むように特徴的な形状を持つ山地が連なり、その一角の丘陵地に沖田黒豚牧場はある。東京ドーム2.5個分の広さ(約11万㎡)の牧場に約200頭のかごしま黒豚が放牧され、生産された肉は、柿安本店や東京・南青山のレストラン「NARISAWA」などの名店に卸されていることでも有名だ。敷地内に建つ「牧場民宿レストラン 和―のどか―」では、かごしま黒豚をふんだんに使った黒豚料理が提供され、これを目当てに全国から多くの観光客が訪れている。

左上/放牧され、元気に育つ黒豚 左下/「牧場民宿レストラン 和―のどか―」の外観。レストランの窓からは牧場と天空のパノラマが展開 右/ディナーで人気のしゃぶしゃぶ

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